就活生向け第2回:機械系ってどんな仕事があるの?

キャリア/就活生向け
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機械系と聞くと「設計」「CAD」「工場での作業」みたいなイメージが強いかもしれません。
でも実際には、もっと幅広くて、もっと“人それぞれの得意”が活かせる世界です。

ただし最初にひとつだけ大事なことを。

ゆず子
ゆず子

機械系の職種は、きれいに分類できるとは限りません。

  • 「開発」と言いつつ、実態は既存製品の改良設計が中心
  • 「研究」と言いつつ、設計業務の色が濃い

だからこそ、募集要項の「名称」に惑わされず、企業ごとに仕事内容をしっかり確認し、入社後のギャップを減らすことが大切です。

そのためにも、まずは「機械系にはどんなタイプの仕事があるのか」を知り、自分のやりたいことをできる範囲で言語化しておくと、進路選びがずっと楽になります。

もちろん、最初から“やりたいこと”が明確な人のほうが少ないです。
でも、

  • ざっくり方向性を絞る
  • 「この順番なら転職しやすいかも」と戦略を立てる

といった工夫で、キャリアの選択肢は広がります。

設計・開発系(モノづくりの中心の仕事)

■ 設計
実際に「モノ」を形にする工程。

  • CADで形状をつくる
  • 図面を描く
  • 試作・検証
ゆず子
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“手を動かして形にする”イメージが強い領域。

市場に出た製品の改良を、「設計」と呼ばれることも多いです。

設計業務についてもう少し詳しく知りたい方は↓をご覧ください。

【就活生必見】機械設計業務はCADや図面だけじゃありません!!

■ 開発
新しい製品や機能を生み出すための活動全般。

  • 上位方針(インプット)をもとに必要な機能を整理
  • その機能を実現する仕組みを考える
  • 必要に応じて設計作業も行う
ゆず子
ゆず子

“何を作るか”を決めるところから関わるイメージ。

新しい製品に携わる場合は、「開発」と呼ばれることが多いです。

ただし現実は、設計と開発が混ざっている企業も多く、名称だけでは判断できません。

生産系(工場と設計をつなぐ仕事)

生産系もひとまとめにできません。
役割が細かく分かれています。

■ 生産移管系
設計が作ったものを工場で量産できるようにする。

  • 生産に必要なドキュメントの作成(組み立て手順、工程フロー等)
  • 生産工程の検証
ゆず子
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“設計と工場の橋渡し役”

設計と工場の意見をうまく調整する必要があります。

■ 生産技術系
実際に生産を組み立てるための設備設計。

  • 生産設備や治具(ジグ)を考える
  • 組立て順や作業性の改善
ゆず子
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“工場の仕組みそのものを作る”仕事。

■ 組立要員
実際に工場で製品を組み立てる人。

  • 実際に製品を組み立てる
  • 設計移管の際に「本当に組み立てられるか」を確認することも
ゆず子
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“現場のリアル”を一番知っている人たち。

品質保証・品質管理(“安心して使える”を守る仕事)

これも機械系の仕事なのかと思うかもしれませんが、品質の確認には専門的な知識が必要なことも少なくありません。
ベテランの機械系エンジニアが品質保証を任されることもあります。

  • 製品の安全性や品質をチェック
  • 医療業界では規格適合や申請対応も
ゆず子
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品質の低い設計が世に出ないようにする”設計の監視役”。

研究・解析(製品より前の段階をつくる)

ここも、企業によっては「設計・開発」と境界があいまいなので、要確認です。

  • 材料や構造の研究
  • シミュレーションや解析
  • 技術開発(必ずしも製品にならなくてもよい)
ゆず子
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“未来の技術のタネを育てる”仕事。

営業技術・フィールドエンジニア(人と技術の橋渡し)

■ 営業技術
企業によっては設計が兼業でやっているような場合もあります。

  • お客様の課題を技術的に解決
  • 技術者は技術の話を聞きたいので、普通の営業だけでは難しい
ゆず子
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“話せて、技術も分かる人”。

■ フィールドエンジニア
据付の製品やメンテナンスが必要な製品の場合に存在する職種。

  • 製品の導入サポート
  • 修理対応
  • トラブル対応
ゆず子
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”話せて、製品をいじれる人”

企画・プロジェクト管理(全体を動かす役割)

  • 新製品の企画
  • スケジュール管理
  • 部署間の調整

技術者が昇進して管理職になると担当することが多いですが、
最近は中堅技術者やマネジメント専門の社員が担うケースも増えています。

ゆず子
ゆず子

いわゆる“プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャー“。

まとめ:分類はあくまで“目安”。大事なのは仕事内容の中身

機械系の職種は、名前だけでは判断できません。
「設計」と書いてあっても設計をほとんどしないこともあるし、
「開発」と書いてあっても改良設計が中心のこともある。

だからこそ、

  • 企業ごとに仕事内容を確認する
  • 自分のやりたいことを少しずつ言語化する
  • キャリアの順番や戦略を考えておく

これが、入社後のギャップを減らし、長く働きやすい道につながります。

なお、機械系だからって必ずしもこれらの職業につかなければならない訳ではありません。
詳しくは下の投稿をご覧ください。

就活生向け第1回:理系っぽくなくても機械系で働ける?機械系のリアルな進路の話。

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